日銀短観バブル以後で最高

  景気好調ということだけど、問題は雇用、給与、個人消費とキチンと連動していくのかどうか。
 時同じくしてアメリカFOMCはインフレ抑制の利上げを始めた。好況によるインフレの抑制は当然だけど、これ、原油価格の高騰が大部分を占めるのでは?という疑問が。
 中国はドチャスカ石油使い始めたし、ベネズエラとかも未だにアメリカの反共政策のせいで反政府ゲリラががんばってたり。
 悲観論だけど、サウジはこの間のOPEC会合でマトモに増産に取り合ってないし、中東問題(というよりイラク)ある限りアメリカ調子こかせるわけには行かない。民主化のお題目で王家も考えるだろうし。
 で、フランス・ドイツ・ロシア*1アメリカに対立、じゃ恩売る必要があるから間抜けなアメリカにはもっと苦しんでもらわないといけない。
 ブッシュ、敵作りすぎ。
 日本も巻き添え食うだろうな。この場合。

 アラブ以外の(アラブの石油はアジア向けだとプレミアで値段ボラれてる)油田で必死だけど、どうだろう。尖閣は中国も必死だろうし、ロシアは高く売りつけるのが目的だから、サハリン・シベリア油田やイラン・スワップも定価が高いだろう。
 核兵器で悦に入ってるどこぞの時代遅れの将軍様なんぞよりよほど厄介だ。
 
 ここからは妄想の域だけど、アメリカべったりでイイのかどうか、いい加減考えないといけない時期に来ている。
 アメリカ即死させるだけの兵器持ってるんだけどね、日本も。その名は『アメリカ国債』……死なばもろともですがね。
 
 中国辺りは本気でドル経済圏からの離脱考えてそうだ……

*1:ユーロ立て原油のおかげでEUはまだ安く取引できるし、ロシアは原油高く売りつけたいしで、そのためにはアラブにアメリカ(=ドル)についてもらっては困るということ。