美しき不良債権

倉田寛之参院議長が20年前から、少なくとも約4億4500万円の借入金があるのに、国会議員に義務づけられている資産公開で借入金について1億6千万円と少なく報告していることが30日、わかった。元本と利息を合わせた現在の負債総額は約14億円にのぼり、借入先の金融機関から実質的に大幅な債務超過にあるとして「実質破綻(はたん)先」と認定されている。倉田氏は、議長として資産公開制度を統括する立場にある。

 国のためにがんばって借金漬けなんて、今日日流行りませんな。 というか、時期的に資産査定の厳格化――いわゆる貸し剥がし――していた時期によくもまあ、お目こぼしされていたものです。これが政治力ならば、正に『銀と金』(福本伸行)の世界です。
 しかし、忠誠の証ですな。今更出て来たと言うのは。議員歳費や年金搾り取り続けるより、自己破産に追い込んだほうが本人のためだよねぇ。20年も議員やってればもう旨みも頂いただろうし。
 ある意味、債権の形をとった献金と勘ぐられる?最低、元本分の何割かは抵当からブッコ抜けるし。支店長か貸付主任の首飛ばして終わり?ザワ… ザワ…

 しかし、議員って在職中にも国民年金と厚生・共済年金貰えるのかぁ。