テレ東上場とオタ産業の構造変化……?
NHK除くTVのキー局としては最後の上場。主幹事がミズホとシティなのは株主関係からか。GEの資本入ってるからな、日経系は。
しかし、こうなってくると疑問なのは新聞各社がスポンサーの圧力で偏向報道されると困ると言う理由で未だに有価証券取引報告書の提出を免除されていると言うのはちょっとおかしくないか、と突っ込まれそうだが。
そのへんどうなんだろうね。
で、テレ東と言えばアニメなんだが、枠増やすのかなぁ。
やたらアニメ番組の製作に広告代理店かませて中抜きしたり、枠の値段が高かったりと言うのもこれからは変わるのだろうか。
あるいは、ソニーやサミー、任天堂、スクエニ辺りが大株主に浮上したりすると面白いかも知れない。サテラヴューは余りにも先進過ぎてコケたがデジタル放送の設備使えば同じようなことが出来なくはないし。
メディアアミックス戦略は広告機能とシナジー効果を狙っていくものだけれど、あくまで先に来るもの、が有った気がする。それはゲームだったり、マンガだったり。
原料・流通コストが存在することから手当たり次第、と言うわけには行かなかったけれど、デジタルメディア化すればその流通コストを抑えることが出来る。娯楽は全部、実体を必要とはしないから(これは最近のヴァーチャル批判と同じ文脈ではなく、情報伝達に必要なのは情報媒体であって、それが紙の上に書かれた文字であろうと、電子の流れであろうと差はないと言う意味で。『リアル』は事象と経験する人間が相互に作るものだ。ヴァーチャルだって語源は本質のことだし。抽象化されたものが駄目と言うのは単に自分が完全には具体化できないといってるのに過ぎない。あるいは、自分の感覚だけが全てとの宣言、かも)これからはコンテンツ製作コストと機会損失のバランスに重きを置くべきかも、と飛躍したりして。
似たようなのでもう一つ
キャッシュリッチなオタ産業企業が、多方面に進出する。吉と出るか、凶と出るか。